Welding
色々な溶接
金属加工の
要である溶接
難しい案件にも、
高い技術力で応えます
金属加工に欠かせない溶接。
金属を熱で溶かし、
冷却することで接合する技術です。
言葉で表現すると
非常にシンプルですが、
その技法は60以上。
それぞれに資格を要するだけではなく、
製品や材料への理解と、職人としての知識・
技術が掛け合わさることで、
初めて良い製品が生まれます。
高野熔接工業所では、創業より
50年以上の間で蓄積したノウハウを
フルに活用。
高難易度の案件にも、
高い品質の製品でお応えしていきます。
Type
様々な溶接の種類
Type
様々な溶接の種類
Tig溶接
#01 Tig
高性能・高品質で美しく
強度と完成度を両立した仕上がり
TIG(ティグ)溶接とは、空気中の放電を利用する「アーク溶接」の一種です。TIGは「Tungsten Inert
Gas(タングステン不活性ガス)」の略で、アークの発生にタングステンを、シールドガスに不活性ガスを使います。
作業中に火花が散らないので接合部の目視がしやすく、複雑な溶接も滑らかに美しく仕上げることができます。
#01
半自動溶接
#02
Semi Auto
機械と職人技の
掛け合わせで
素早く質の高い製品に
半自動溶接とは「アーク溶接」の一種で、「はんだごて」に近い仕組みで、溶かした金属を接着剤として複数の資材を接合します。接合用の溶融金属は機械から自動的に供給されますが、溶接そのものは手作業で行うため「半自動」とされています。溶融金属の供給が自動で行われるため、手溶接よりも素早く作業を行うことができます。
#02
レーザー
溶接
#03 Laser
繊細な文字や模様の描画
精密部品の溶接が可能
レーザー溶接とは、エネルギーとなるレーザー光を金属に照射することで溶接加工を施す技術です。アーク溶接と比較すると短時間の溶接が可能で、より深く精密な模様や文字といった加工を得意としています。
自動車や航空機などの精密部品の溶接にも活用され、その精度を保つために、整った設備環境と管理、安全対策が必要となります。
#03
アーク溶接
#04 Arc
最も一般的な手法にして
職人の腕が光る溶接法
アーク溶接とは、空気中に発生する電流を利用した溶接方法の総称です。空気による酸化を防ぐため、接合部にガスを使用する形が基本です。
溶接における最も一般的な手法で、設備の導入も安易であることから、効率と精度を両立できるとして多く利用されています。電流の調整、接合部との距離感など、職人の技術によって仕上がりが大きく変わってきます。
#04
ガス溶接
#05 Gas
壊れやすい素材の
溶接に適した
繊細な溶接技術
ガス溶接とは、可燃性ガスと空気の燃焼を利用した溶接方法です。アーク溶接と比べて温度が低く、作業時間を要するというデメリットを持ちます。その一方で、壊れやすい薄型の素材や、溶融点の低い金属の溶接を得意としています。また、溶接時に火花が発生しないため接合部が確認しやすく、より繊細な作業が可能となります。広範囲に熱が広がるため、歪みが発生しないように繊細な調節が求められます。
#05
スポット
溶接
#06 Spot
美しい仕上がりと
高い生産性
“点”の接合で、
材料ロスも最小限に
スポット溶接とは、電気抵抗を利用した溶接技法です。重ねた母材の上下から電流を流し、接触部に発生した抵抗熱により溶融させます。電流を流す接触部が点状であることからスポット溶接と呼ばれます。
他の溶接法と比べて溶接部が小さいことから仕上がりが美しく、外見を重視する製品に活用されます。自動車や電車など、日常生活に必要なものに幅広く利用されています。
#06
ロー付け
#07 Brazing
材料を傷つけず、
幅広い素材に対応
強度も両立した
“金属ロウ”の溶接
ロー付けとは、「はんだ付け」と同じ仕組みで、金属を混ぜた「ロウ」を接合に使ったものを指します。溶かしたロウを母材に落とし、毛細現象で浸透させたのちに冷却させることで接合します。
ロウは金属類より融点が低いため、母材そのものを溶かす必要がなく、破損や傷みのリスクがありません。異なる金属同士の接合にも向いており、はんだより高い強度を保てることでも知られています。
#07
Scene
用途に応じた溶接技術
製缶品
Canned Products
缶詰から大型部品まで
皆様の生活を
支える製品を製造
生活に身近な缶詰・缶ジュースなどの缶容器をはじめ、機械や乗り物の部品といった大型のものまで、鉄材加工による立体的な製品を製造します。
板金加工と比べ材料が厚く、溶接はもちろん、溶断や曲げ、穴あけといった複雑な形状への加工技術が必要とされます。
Canned Products
最適な溶接技術
金型肉盛
Mold Overlay
高い精度が必要な
金型加工に
職人の技術力で応える
お客様から搬入いただいた金型に肉盛り修正を行うことが可能です。
ごく軽微なミスで多くの製品に影響を及ぼす金型製造。職人として高い技術が必要とされますが、当社では50年以上の実績の中で培ったノウハウを活かし、難易度の高い案件も積極的に承っております。
Mold overlay
最適な溶接技術
シャフト摺動部等の
異材肉盛
Different material
overlay
摩耗した部品を寸法復元
溶接による
長寿命化も可能に
回転による摩耗が激しく、加工には精密さが必要とされるシャフト摺動部。図面が手元になく、新たに製作するのが難しい際には、復元による対応が最適です。
摩耗部分に強度の高い材料を使用し、適切な溶接を施すことで、長寿命化させることも可能です。
Different Material
Overlay
最適な溶接技術
部品修理
Parts Repair
あらゆる部品の修理に対応
確かな仕上がりでお応え
鉄・アルミ・ステンレスなど、ほとんどの金属製品や部品は溶接・加工による修理が可能です。
「図面がなく、作り直すことが不可能」「複雑な形状のため、どこに依頼しても断られる」といったことでお悩みの方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。職人としての知識・技術をもって、全力でお客様にお応えします。
Parts Repair
最適な溶接技術
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